やっぱり鍼灸治療は、世間一般にはあまり知られていないもの、いやむしろ誤解されているものだと感じさせられる事がよくあります。

私が鍼灸を仕事にしていることを知って、「じゃあ、今度試しに治療してみてよ。」とか言ってくれる友人はたくさんいるのですが、いざお試し治療を始めようとすると、

「マッサージじゃなくてハリなの?」

「マッサージじゃないよ。マッサージはできないし。ハリって言ったでしょ?(その質問、今日何回目?)」

「っていうかオレ、何回かハリ治療受けたことあるんだけど、あの筋肉に入っていく感じが苦手で・・・」

「あ、そう。筋肉に入るほど深く刺さないけど。」

「ちょっと待って。オレ最後でいいから。心の準備が・・・[E:sweat02]、いや、やっぱりハリ駄目だわ。」

などと怖がる人が少なくありません。特に男は8割方ビビリです。

ビビリ男にいくら説明しても無駄なので、友人にお試しで治療する際に使うのは、ローラー鍼という皮膚の上を転がす凸凹のついたローラー状の物です。
子供を治療する際に使用する道具で、グラウンドを均すローラーに凸凹を付けて手のひらサイズにしたような形といえばいいでしょうか。
「美顔ローラーみたい」とも言われます。

「子供の治療用のハリで刺さらないから。こうやって皮膚の上をコロコロ転がすだけね。」と説明すると、安心してお試し治療を受けてくれますが、一部には

「ちょ、ちょ、ちょっと待って、恐い恐い。マジで?うわー」

などと喚く重症例も少数ながら存在します。
ハリって言った時点でダメなんでしょう。
「ローラーゴロゴロでちゅよー[E:heart02]」とか言えば大丈夫なのでしょうか?

子供の頃からハリ治療を受けていたら、「ちょ、ちょ、ちょっと待って、恐い恐い。マジで?うわー」は回避できるのではないでしょうか。
鍼灸を世間に広く認知してもらうには、子供の頃からハリ治療に馴染んでもらうのも良い方法ではないかと思います。
お子さんを治療するには、まず親御さんに信頼してもらわなくてはいけないので、そうすると、大人と子供どちらから先に信頼してもらえばよいか分からないですが・・・。

昨年に引き続き、今年も『小児科の臨床勉強会』が行われます。

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今年の講師陣は、

一寸法師ハリ治療院の中沢良平先生
国際メディカルテクノロジー専門学校の工藤征一郎先生
心和堂はりきゅう院の矢吹淳先生

です。
3人とも私が学生時代に習った恩師です。

中沢先生は、難しい鍼灸の治効理論を非常に分かりやすくおもしろく教えて下さると期待しています。

工藤先生は、「工藤ワールド」という特殊な世界へいざなって下さいます。

矢吹先生は、昨年に引き続き2回目です。以前お会いした際に、先生の仕事の流儀について伺ったところ、矢吹先生の準備方法は、驚く無かれ、市川海老蔵が台詞を覚える際に行う方法(NHKのプロフェッショナル参照)とほとんど一緒でした。矢吹先生の講義も楽しみです。

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