毎日更新すると宣言したブログのネタを探しながらうろうろと歩き回っていたら、ふと思ったことです。

 鍼灸治療では、病気や怪我で具合の悪い場所に近いツボだけでなく、患部から遠く離れたツボも使いながら治療を行います。むしろ離れた場所のツボの方がメインかもしれません。
 私達鍼灸師にとっては当たり前のことなのですが、患者さんはどのように感じているのでしょう?

 「胃の調子を整えるために足のツボを使いますが、どのように感じますか?」とか
 「首の動きを良くするために手のツボを使いますが、どのように感じますか?」なんて聞くわけにはいかないし・・・

 私の治療室では、患者さんの疑問を想定して次のようなQ&Aを掲示しています。

Q:どうして痛いところから離れた場所にハリをするのですか?

A:ハリ治療には数千年の歴史があり、長い年月をかけて積み重ねられた経験から、さまざまな病気や症状に効果のあるツボが見つけられています。その中には患部から離れた場所にあるツボも数多くあります。
 鍼灸の科学的な研究では、体性自律神経反射という神経を介した反射により、患部から遠く離れた場所を刺激することで、患部の筋肉の血流量が変わったり、内蔵の動きが活性化するなどの反応が現れることが分かっています。
 このように、筋肉の血流量や内臓の働きをより効果的に変化させる場所が、鍼灸治療で用いるツボだといえます。私たち鍼灸師は体の状態に応じて、患部だけでなく患部から遠く離れたツボも上手に使って治療を行います。

 だいぶ前に作った文章ですが、ちょっと回りくどい説明ですね。作ったときはいいと思ったんですけどね。

 このブログを覗いている方は、なんとなく鍼灸師や鍼灸学校の学生が多いような気がしますが、もし、鍼灸関係でない方がいらっしゃったら、感想をお聞かせ下さい。

 このQ&Aは、分かりやすいですか?
 患部から離れたツボを使って治療をすることについてどう感じますか?

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