8/20(土)は、東京有明医療大学で社会鍼灸学研究会が主催する「災害と鍼灸」を聴講してきました。

今回、東京まで行って「災害と鍼灸」を聴講してきたのは、宮城県や岩手県の被災地でボランティア治療を行った鍼灸師がどんなことを考えているのか知りたかったからです。

講演ではもちろん我々と同じような部分もありましたが、全く違うところもありました。私がボランティア治療で経験したことと、今回の講演で聞いた内容が全てではありませんが、被災地での鍼灸ボランティア治療について少し広く知る事が出来ました。

ウェブサイトによると、社会鍼灸学研究会は「社会学的な手法をもって鍼灸に関する総合的な事柄の議論を深め研究する」ためのグループということです。鍼灸に関する学術というと、臨床的な研究と基礎的な作用機序などに関する研究が主となっている中で、「社会学の手法をもって」というのは非常に画期的だと感じます。

鍼灸医療の将来を考えた場合、社会基盤として認知されていない鍼灸医療は、将来社会基盤の一部として機能していくことを目指すべきなのですから、社会学という方向性で研究することは、非常に有益だと感じます。社会鍼灸学研究会の活動には引き続き注目していきたいと思います。

第1回は2006年に行われたようですが、私は今回初めて会の存在を知りました。社会鍼灸学研究会のウェブサイトでは、第1回からの会誌をダウンロード出来るようです。早速印刷して読んでみたいと思います。