平成22年11月14日(日)、福島市の福島県立盲学校で行われた「平成22年度全日本鍼灸学会東北支部認定B講座」を受講してきました。

日程は以下の通り。

午前
・学生発表(福島県立盲学校、福島医療専門学校、国際メディカルテクノロジー専門学校)
・「鍼灸に併用できる運動療法」(元宮城県立盲学校教諭 藤原實先生)

午後
・「統合医療における鍼灸の役割」(全日本鍼灸学会会長 後藤修司先生)
・「低周波鍼通電療法の基礎と臨床」(筑波大学大学院 人間総合科学研究科 准教授 吉川恵士先生)

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一番印象に残ったのは「統合医療における鍼灸の役割」です。内容は後藤先生が「医道の日本」5月号に書かれている文章と概ね同じだったと思います。

この中で、中国が中医学の国際標準化を目指している動きに関して、「日本の鍼灸の国際化は全く遅れている」という趣旨のことを仰っていました。私は、このことに関して、

・日本として、鍼灸の国際化に乗るのか乗らないのかも決めないままに、どうして「遅れている」と言えるの?

・中医学が国際標準として認められると、中医学と方式が大きく異なる手法を多く含む日本の鍼灸にとって何らかのダメージがあると言いたいのかな?

・医療のガイドラインなんかは、より安全・効果的なものに日々更新されていくものだから、一時の国際標準なんてそんなに気にしなくてもよいのでは?

・「国際化」という枕詞に対して反射的に「すべきもの」と思っているのでは?その前にすべきかどうかの検討が必要でしょう。

など、いろいろと疑問・違和感を感じて、

「日本としての将来のビジョンが無いままに,国際化に遅れているという考え方には、非常に違和感を感じます。まず将来のビジョンが必要だと思いますが、先生がもってらっしゃる日本の鍼灸のビジョンがあればお聞かせ下さい。」と質問してしまいました。

すると、「この1時間で話しました。」という趣旨のご回答。

話は十分理解したつもりだったんですけど・・・、私の理解力が足りなかったか?質問の仕方が悪かったか?

「医道の日本」5月号に、鍼灸の国際化についていろいろな方々のご意見が書いてあるのを見つけたので、読んで勉強してみます。

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