頭顔面部の症状

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頭顔面部では、難聴、耳鳴り、顔面神経麻痺、頭痛、めまいの方が多く来院されます。これらについて解説します。

【目次】※緑のリンクをクリックすると各項目へ移動します

1 難聴、耳鳴り

1-1 難聴、耳鳴りの鍼灸治療

1-2 難聴、耳鳴りの症例

2 顔面神経麻痺

2-1 顔面神経麻痺の鍼灸治療

2-2 顔面神経麻痺の症例

3 頭痛

3-1 頭痛の鍼灸治療

3-2 頭痛の症例

4 めまい

1 難聴、耳鳴り

1-1 難聴、耳鳴りの鍼灸治療

鍼灸治療院でよく来院されるのは、突発性難聴と低音障害型感音難聴の方です。

突発性難聴は、医療機関の治療でも治癒しない場合があります。鍼灸治療でも簡単ではありませんが、改善例も多くあります。突発性難聴で一定期間改善がみられない場合は、聴力が戻る可能性が極めて低くなりますので、鍼灸を検討されている場合は、治療開始が早ければ早いほど良いです。

低音障害型感音難聴は、鍼灸治療で改善する手応えを強く持っています。当院では1~2回で発症前と同じ程度まで良くなるケースが多く、繰り返している方もメンテナンス治療で発症を予防できます。

耳鳴りは、当院では難聴の併発症状として、また肩こりによって発症したケースの治療がほとんどです。

1-2 難聴、耳鳴りの症例

症例1:突発性難聴と診断されているが、実際は突発性難聴か不明

60代男性。転倒をきっかけに難聴と耳鳴を発症。病院で「突発性難聴」と診断され、入院して1週間のステロイドパルス療法を行うものの入院中に聴力が更に低下。

当院受診時は、難聴、耳鳴、耳の閉塞感のほかに顎関節が痛く動かしにくい。

顎関節と難聴の関連性を考えて低音障害型感音難聴も頭に浮かんだが、聴力検査で明確な聴力の低下があるため、顎関節と聴力低下はそれぞれ別のものと考えて治療を実施。

つまり、突発性難聴として「初期に頻回の治療を要する」という対応をとった。

週2~3回の頻回の治療を2週間、その後週1~2回の頻度で更に2週間行った。

顎関節の痛みが改善するとともに難聴と耳鳴が改善。

特に耳の閉塞感が著明に改善。数回治療後に難聴については「そういえば片方は元々聞こえが悪かったことを思い出した」とのこと。

タイトルに「実際は突発性難聴か不明」と書いたのはこれが理由である。

この場合、左右差は比較対象にならず、「だいぶ楽になった」と自覚された時点、治療開始から約1ヶ月で終了した。

症例2:低音障害型難聴

30代女性。20日前から耳鳴(左右両側)が始まり、その5日後に難聴も発症(左右両側)。

耳鼻科を受診しステロイドパルス療法を受けた。右は改善したが左が改善せず、高O2治療で通院中。

左側は「ボー」という耳鳴があり、音を聞き取れない状態。

数年前から両側の難聴を何度か経験して、今回が4度目。

低音障害型の感音性難聴(=繰り返すタイプ)の場合、首肩や顎の筋肉のコリと難聴が連動していることが多いので、耳の治療と筋肉のコリの治療を行った。

1回の治療で翌日には左の聴力が改善して、左右差がない状態まで戻っていた。

以後、疲労等で軽度の難聴や耳の閉塞感を生じることがあるものの、早めの鍼灸治療で悪化していない。

症例3:低音障害型感音性難聴

40代女性。半月ほど前から難聴を発症して耳鼻科を受診し「低音性感音性難聴」と診断された。

耳鼻科で治療を受け、半月で聴力測定を3回実施。一旦改善したが再び悪化、今も聞こえにくい状態が続いている。

今は難聴のほかに、昨日から「キーン」という高音の耳鳴りが強くなった。難聴の原因として、ストレスは「非常に思い当たる」とのこと。

診察で肩や首の筋肉の硬さを確認した所、非常に強い首肩コリがある。耳の治療と併せて首肩コリの治療も行った。

治療は合計2回行い、2回目の治療で症状消失を確認して治療終了とした。

2 顔面神経麻痺

2-1 顔面神経麻痺の鍼灸治療

顔面神経麻痺には、ベル(Bell)麻痺、ハント(Hunt)症候群のほか、外傷や耳下腺癌、脳血管障害による中枢性の麻痺もありますが、鍼灸治療で対象になるのは、ベル麻痺とハント症候群の2種類です。これらによる顔面神経麻痺で、悪化を防いだり治癒を早めるためのファーストチョイスは病院での治療です(ステロイドパルス療法等が行われます)。

鍼灸治療は、麻痺によって動かない筋肉に生じる、つっぱり感や動かしにくさ、痛み等を緩和できます。また、顔の表情も数回の治療で正常な方へ近づく場合が多いです。回復途上の方でも、数ヶ月以上経過した方でも、表情は良い方向へ近づくことが多く、この点の満足度は高いです。

症例:顔面神経麻痺後遺症

70代女性。5ヶ月前に顔面神経麻痺を発症。耳鼻科医院では「ウイルスによる顔面神経麻痺」と診断。

現在は患側顔面に引っ張られる感じがあり、しゃべりにくい、自然に顎を食いしばってしまい、舌の縁が痛くなる。また食事中に涙がでる。

週1回の頻度で4回治療を行った。

客観的には顔面神経麻痺スコアで評価したところ、治療期間中にスコアの変化はなかった。

主観的な変化は「目の垂れ下がりが改善して眼鏡が真っ直ぐ掛けられる」「顎の食いしばりがなくなり、舌の痛みが消失」「食事中の涙の量が減少」と治療による変化に満足されていました。

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3 頭痛

 

3-1 頭痛の鍼灸治療

頭痛の中で鍼灸治療を最もおすすめしたいのは片頭痛です。片頭痛は多くの場合、鍼灸治療で発作が起きにくくなります。

改善後は時々メンテナンスするだけで良い状態を維持できるようになります。ほかに、緊張型頭痛や後頭神経痛にも鍼灸は有効です。

3-2 頭痛の症例

症例:片頭痛

40代女性。30年前から生理開始とともに発症する片頭痛のため、月のうち1週間程度は頭痛で苦しんでいる。

仕事の疲れ等でも発症することがあり、神経内科で処方される予防薬と片頭痛薬(ゾーミックなど)では明確な効果はない。

生理周期と同調しているのでピルを処方されたこともあるが、1回効果があったのみで、以後は効果がなかった。漢方薬も試したことがあるが、これも効果は1度のみで効果の持続がない。他に試したことは全て無効。

一旦頭痛が出ると薬を飲んで寝ているしかないため、非常に困っているとのことで、当院を受診。

当院を受診された片頭痛患者では最も重症の部類に入る方だった。

はじめは週1回ペースで鍼灸治療を行ったところ、生理や仕事の疲労でもほとんど頭痛が出なくなった。たまに頭痛を感じても、薬を飲むと以前と違って頭痛が治まるようになった。

徐々に治療間隔を伸ばしても頭痛が出にくい状態を維持できた。

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4 めまい

当院を受診される方で多いのは頸性めまいです。頸性めまいの多くは数回の治療で改善します。

また、自律神経失調症と診断を受けている方にも、複数ある症状の中に「めまい」を訴える方が多いです。これらの方々も症状の特徴から「頸性めまい」と考えれます。しかし、すんなり軽快するケースはほとんどなく、治療を重ねて(少なくとも5回以上)徐々に改善していくことが多いです。

当日予約も受付/県外からは℡024-973-5048 TEL 0120-913-728 web予約も可能/受付10時~20時(日曜・月曜は18時迄)

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