下のグラフは、2016年から2018年の3年間に、当院を受診した新患さんの症状をまとめたものです。

2016年から2018年に当院に初めて来院した方の症状分類

 2016年から2018年に当院に初めて来院した方の主訴

約半分の方が運動器系の症状で当院を受診しています。運動器系というのは、筋肉・関節のトラブルや神経痛などで、病院を受診するときに整形外科を選択するような症状です。

次に多いのは耳鼻咽喉科系の症状です。この分野は当院の場合、突発性難聴、低音障害型感音難聴、顔面神経麻痺で来院される方がほとんどです。

3番目は産婦人科系です。人工授精や体外受精のために、不妊専門の病院へ通いながら鍼灸を併用する方が、当院を受診しています。

なお、参考として多くの鍼灸院の平均的なデータを下のグラフに示しておきます。運動器系以外は分類方法が異なる点はご了承下さい。

「我が国における鍼灸の利用状況等に関する全国調査 その1 鍼灸治療の利用状況について」から作成したグラフ

「我が国における鍼灸の利用状況等に関する全国調査 その1 鍼灸治療の利用状況について」から作成 したグラフ

このデータでは8割が運動器系の症状ですので、平均と比較すると、当院では運動器系の症状の方が少なく、他の分野の症状で利用する方が多いことがわかります。

参考文献
石崎直人・岩昌宏・矢野忠・小野直哉・西村周三・川喜田健司・丹沢章八 (2005) ,「我が国における鍼灸の利用状況等に関する全国調査 その1 鍼灸治療の利用状況について」『全日本鍼灸学会雑誌』55(5),p.697-705,全日本鍼灸学会.