さまざまな症状の鍼灸

難聴、耳鳴りの鍼灸治療について、おしえてください。

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全ての鍼灸院で難聴と耳鳴りに対する治療を行っているわけではないため、ここでは当院の考えをお答えします。

鍼灸をおこなう難聴の種類

どのような難聴に対して、鍼灸治療をおこなっていますか?

当院で鍼灸治療をおこなっている難聴の種類は、

  • 突発性難聴
  • 低音障害型感音難聴

の2種類です。

とくに低音障害型感音難聴は、鍼灸で良い手応えを感じています。

 

突発性難聴

初期対応

突発性難聴になったら、まず病院の治療を優先するべきですか?


突然、耳が聞こえにくくなったら、できる限り早く病院へ行って下さい。

入院してステロイドパルス療法をうける場合、鍼灸との併用は難しいですが、

通院の場合は、病院と鍼灸院の併用もご検討下さい。

突発性難聴で鍼灸治療をはじめる時期

突発性難聴の場合、鍼灸治療をはじめる時期は早いほうがいいですか?

はい、できるだけ早いほうがいいです。

上で書いたように、病院へ入院する場合、入院中は鍼灸を併用できませんが、

そうでない場合は、病院の治療に加えて、できるだけ早く鍼灸も併用することをご検討下さい。

突発性難聴の治療頻度と期間

突発性難聴に鍼灸をおこなう頻度と期間をおしえてください。

突発性難聴の場合、鍼灸の治療頻度は週2回以上、期間は1ヶ月間~でおこなっています。

低音障害型感音難聴

治療頻度と期間

低音障害型感音難聴に対する鍼灸治療の頻度と期間をおしえてください。

治療頻度は週1~2回、期間は1週間くらいで改善することが多いです。

  • 経験上、高齢の方や仕事が忙しい方など、効果が出にくい条件がありそう
  • 一旦良くなっても、疲労などで再び悪化する患者さんもいる

ということから、効果の出にくい条件、再び悪化しやすい条件に当てはまりそうな方は、

  • 頻度は多め
  • 期間は長め

で治療を行っています

低音障害型感音難聴で、聴力が戻ったあとに残る違和感

低音障害型感音難聴になり、聴力は戻ったのですが、聴こえ方に違和感があります。鍼灸で効果はありますか?

当院で治療した患者さんの例では

  • 耳鳴が残っている。
  • 苦手な音がある。その音を聴くとそれ以降は耳の調子が悪くなる。
  • 会話で「音」は聴き取れるが「内容」が聞き取れない。

というような訴えがありました。

オージオグラムで聴力低下がない状態になっている方は、こういった症状も改善しました。

なお、効果の表れ方は個々で異なるため、改善度合いをみて治療の終了時期をきめていくようになります。

耳鳴り

耳鳴りは、原因の違いによって治療効果は異なりますか?

耳鳴りの相談もおおいのですが、前もって治療効果を予測することは出来ません。

  • 低音障害型感音難聴に併発する耳鳴りは、聴力低下が綺麗に改善していれば、耳鳴りも改善しやすいという印象があります。
  • ほかの耳鳴りは、治療がまちまちです。

 

難聴と耳鳴りの治療方法

難聴と耳鳴りは、どこに治療するのですか?

  • 耳の周囲と首のツボを多く使います。

  • スーパーライザー(近赤外線治療器)による、星状神経節と外耳道の照射もおこないます。

スーパーライザーの写真

 

難聴と耳鳴りの把握方法

難聴、耳鳴りの程度や治療効果の把握は、どのようにおこなうのですか?

難聴の場合、聴力検査の機械を用意しています。

オージオメータの写真

250Hzから6000Hzまでの6周波数を測定するものタイプで、病院の機械と比べて性能も測定環境も大きく劣りますが、治療効果を確認することはできます。

耳鳴りの程度は、THIという「主観的に耳鳴りでどの程度困っているか」を数値にして把握する質問紙を使って、できるだけ正確に確認しています。



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