はりきゅう今泉治療院の【変形性股関節症に対する針灸】
8時30分~21時まで
(日曜19時まで・火曜休診)
フリーダイヤル0120-913-728
県外からは024-973-5048
8時30分~21時まで
(日曜19時まで・火曜休診)
このページでは
「変形性股関節症の痛みで困っている」
「変形性股関節症に対して、何か良い治療法はないか?」
「変形性股関節症に対して、針治療を利用してみたい」
という方に向けて、
- 変形性股関節症とは
- はりきゅう今泉治療院で行う変形性股関節症の針灸
- 変形性股関節症に対する針灸に要する回数・期間
- 変形性股関節症におすすめのメニュー
という4点を説明して、針灸治療をご紹介します。
変形性股関節症とは
変形性股関節症は、関節軟骨の変性・摩耗によって、関節の破壊や反応性の骨増殖が生じ、股関節に変形が起こる疾患です。
日本人の場合、元々何らかの股関節疾患があり、その影響で変形性股関節症が起こることが多いです。
変形性股関節症の症状は、股関節の痛みが主です。しかし、大腿部・膝など離れた部位に痛みが生じることもあります。
変形性股関節症の変形が強くなると、股関節の動く範囲が狭くなり、跛行(「はこう」歩くときかばったり、ひきずる動作)や、脚長差(脚の長さの左右差)もみられるようになります。
西洋医学の治療方法は、保存療法と手術療法があり、症状や年齢等によって、治療法が選ばれています。
参考文献
湏藤啓広.股関節の疾患.標準整形外科学第12版.医学書院;2014.p631-635
はりきゅう今泉治療院で行う変形性股関節症の針灸
変形性股関節症に対する針灸の効果
針灸治療には様々な効果があります。変形性股関節症に対して針灸は
- 筋肉の柔軟性を回復させる
- 筋肉で動く関節を動かしやすくする
という2つの効果が期待できます。
変形性股関節症は、文字通り「軟骨や骨の変形」ですが、筋肉も硬くなり動かしにくくなっています。
ハリ治療は、筋線維の伸縮センサーに働きかけて余分な緊張をゆるめたり、筋肉の血流を増やしてコリを取り除く働きがあります。
これらの作用によって、変形性股関節症の固まっている筋肉を動かしやすくします。
また、変形性股関節症の「股関節の動かしにくさ」の原因は「骨の変形のみ100%」ではなく、筋肉が固まって動きにくい部分もあります。
ハリで筋肉が動きやすくなることで、股関節の動きも一部改善が期待できます。
変形性股関節症に対する針灸の役割・目的
針灸は変形性股関節症に対して「症状緩和」と「負担軽減」の役割・目的があると考えています。
症状緩和
上で書いたように、針灸で筋肉と関節が動かしやすくなることで、痛い・重い・動かしにくいといった症状を緩和します。
負担軽減
針灸で筋肉が動かしやすくなることで、関節への余分な負担を軽減します。
良い状態を維持して、変形性股関節症の悪化を遅らせることができれば、理想的です。
8時30分~21時まで
(日曜19時まで・火曜休診)
フリーダイヤル0120-913-728
県外からは024-973-5048
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はりきゅう今泉治療院の施術方法
はりきゅう今泉治療院では、変形性股関節症に対して、股関節の動きに関わる筋肉へ針治療を行っています。
太もも前側の大腿四頭筋
股関節が動きにくいと、大腿四頭筋を過度に使うようになり、大腿四頭筋が固まります。
大腿四頭筋が固まると、余計に股関節が動きにくくなるので、針治療で柔軟性を回復させます。
図で書かれている大腿直筋・外側広筋・内側広筋は、合わせて大腿四頭筋と総称します。
太もも内側の内転筋群
内転筋群は、両膝を近づける方向に働く筋肉です。内転筋群が硬くなると、膝を外へ開く動きが小さくなります。
変形性股関節症の変形の状態・程度によって、効果の出方は違いますが、ハリ治療で再び胡座ができるようになった方もいました。
臀部表面の筋肉(大殿筋、中殿筋)
大殿筋と中殿筋は、「立ち上がる」「歩く」などの股関節の動作で強い力を発揮する筋肉です。
変形性股関節症で股関節の動きが悪い人は、これらの筋肉に疲労がたまり、硬くなりやすいです。
腰深層の腸腰筋
腸腰筋は、大腰筋と腸骨筋を合わせた総称です。
股関節に異常がない人でも、腸腰筋は歳とともに硬く縮み、腰痛など様々な症状の原因になります。変形性股関節症も、腸腰筋の硬さによって症状悪化の可能性があります。
はりきゅう今泉治療院では、変形性股関節症に対して、大腰筋を毎回施術しています。
※大腰筋の絵は前から描かれていますが、針治療は後方から行います。
腸骨筋は施術しにくい部位で、毎回は施術できませんが、良い効果があります。
股関節の深層にある小殿筋
小殿筋は股関節外側の深層筋です。深層筋は、関節を固定したり、骨同士をフィットさせる役割の筋肉です。
変形性股関節症に限らず、小殿筋が固まって、股関節を動かしにくくなっている人は非常に多いです。
変形性股関節症でも、小殿筋の硬さが悪影響を及ぼしていると考え、毎回ここに針を行っています。
変形性股関節症に対する針灸で必要な回数と期間
変形性股関節症は「針治療〇回でこのくらい良くなります」とお伝えするのが難しいです。
針灸の効果は、「変形性股関節症の悪化の程度」「年齢」「生活や仕事による負荷の掛け方」に大きく左右されます。
はじめは週1回くらいのペースで4~5回施術を行い、効果をみてそれ以降の施術の進め方を相談するようにしています。
順調に治療効果が出ているうちは、同じペースで続けることをおすすめしています。
治療効果はいずれ頭打ちになるので、その後は、頻度を減らしてメンテナンスで受けるのがおすすめです。
変形性股関節症におすすめのメニュー
はりきゅう今泉治療院では、変形性股関節症の場合、下記の症状改善向けメニューをおすすめしています。
初回:初診80分6,300円
2回目以降:ハリ65分5,300円
長めの時間を確保しており、要所に針通電なども行えるメニューです。
施術例紹介
60代女性
約1年前から、左右臀部の痛み、右下肢外側の痛みとシビレが強くなった。朝起床時に痛みで動けないことがある。立位5~10分で痛み、立ち仕事のため仕事中つらい。変形性股関節症と診断されており、右の変形が強い。以前、鍼灸を受けていたが、効果を感じなくなり、むしろ悪化してきた。別の針灸院なら効果があるかと期待し、当院を受診。
下肢のシビレについては、原因を示すような明確な症状がなく、各種徒手検査も陰性で、原因がはっきりしないため、変形性股関節症と根性の神経痛を想定して施術。
週1回の頻度で施術。深層筋への針や置鍼時間の延長(現在30分間置鍼)など、治療内容を変えながら行っている。起床時痛、立位痛が大きく軽減。毎日鎮痛剤を服用していたが、最近は2日に1回に減った。治療開始から約半年経過して、まだ症状が改善し続けており、治療継続中。
- ご予約|ネット予約が便利
- ご来院|まず予診票に必要事項をご記入
- 問診|症状についてお話を伺います
- 診察|動きなどでお体の状態を確認
- 施術|仰向け→うつ伏せ、または横向き寝で施術
- 施術終了
- 郡山市久留米5-111-34
- 郡山駅の南西4km/郡山市役所の南2.7km/郡山警察署の西1.9km/五百淵公園の南西1.1km
- 月水木金土 8時30分~13時/14時~21時
- 日曜日 8時30分~13時/14時~19時
- 休診 火曜日
ここまでの説明で「針灸を受けて症状を改善したい」という方は、はりきゅう今泉治療院を予約して、施術を受けてみてください。ご予約はネット予約が便利です。
【編集履歴】
2024年7月7日 施術例を追加