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8時30分~21時まで
(日曜19時まで・火曜休診)
フリーダイヤル0120-913-728
県外からは024-973-5048

不妊症に対する鍼灸は、あまり知られていませんので、不安や疑問を持つ方が多くいらっしゃると思います。



このページでは、はりきゅう今泉治療院で行っているハリ治療による妊活サポートをご説明します。
なお、ページ最下部に予診票(男女別)のPDFファイルを掲載していますので、受診される際はご活用下さい。
はりきゅう今泉治療院の鍼灸(しんきゅう)による妊活サポート
- 女性の不妊症・男性不妊の両方に対応します。
- プライバシーを確保した施術室で、安心して鍼灸を受けられます。
- 不妊症に対する科学的な知見を取り入れて施術しています。
女性の不妊症・男性不妊の両方に対応します。


不妊の原因は、男女両方にあります。
さらに「約半分は男性側に原因がある」という調査結果もあり、妊活・不妊治療にご夫婦の協力は欠かせないものです。

はりきゅう今泉治療院は、女性の不妊症だけでなく、男性不妊にも対応しています。
プライバシーを確保した施術室で、安心して鍼灸を受けられます。



妊活や不妊治療は、できるだけ周囲の人や知人に知られないようにしたいですよね?
はりきゅう今泉治療院は、プライバシーをまもる施術環境を用意していますので、安心して通院することができます。
科学的な知見を取り入れた施術法



鍼灸では科学的な研究が行われています。鍼灸がヒトの生殖機能へどう作用するか、分かってきています。
はりきゅう今泉治療院では、科学的な知見を取り入れながら、妊活サポートのハリ治療をおこなっています。
女性の不妊症に対する鍼灸



ここから先は、①女性の不妊症に対するハリ治療、②男性不妊に対するハリ治療 という順序でご説明します。
まず、女性の不妊鍼灸について、下記の3点に分けてご説明します。
- 不妊症に対する鍼灸の目的
- 鍼灸の対象となる方
- 施術をうけるペースと期間
女性の項目を飛ばして、男性不妊の内容をご覧になる場合は、下記リンクをタップしてください。
男性不妊の内容を読む
不妊症に対する鍼灸の目的

ハリ治療は、ツボの選び方や刺激の仕方によって、卵巣や子宮の血流量を増やす作用があります。
これらの作用を利用して、
- 卵巣で質の良い卵を育てる
- 着床・妊娠しやすい内膜の環境を整える
という目的で、鍼灸治療をおこないます。
鍼灸の対象となる方
すでに、病院に通っていて、不妊症の原因を調べる検査を行い、治療を始めている方が対象となります。
鍼灸が病院の治療に悪影響を与えることはありませんので、ご安心ください。
また、鍼灸の場合は、基本的に病名に関わらず治療することができます。
(※病院の治療は続けて、鍼灸を併用する形でおこないます。)
それは、不妊の原因自体を鍼灸で取り除くのではなく、子宮や卵巣の機能を上げて、妊娠しやすいように体を整える方法だからです。
女性の不妊症における施術のペースと期間

施術のペース
施術のペースは週1回が基本です。
毎週きっちり同じ曜日でなくても大丈夫です。
生理の周期によって施術を受ける日を調整する必要はありません。
また、年齢が上がると、少し回数を増やして週1.5回くらい必要だと感じています。
30台後半以降の方は、少し多めのペースをご提案して、相談しながら決めています。
施術の期間
妊娠するまでの期間はそれぞれ異なるので、半年以内で終了する方もいれば、1年以上通う方もいます。
体外受精では、鍼灸をはじめて3ヶ月以降から採卵で得られる胚の数が増える傾向があります。
そのことから、体外受精以外の不妊治療の方も、効果が出始めるには最低3ヶ月は必要だと考えています。
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はりきゅう今泉治療院のデータ|女性の場合

当院で鍼灸治療を受けた方々のデータをまとめました。
【はりきゅう今泉治療院のデータ】
- 体外受精に関するデータ
採卵で得られる胚の数は、ハリ治療を始めた後で増えた - ハリを検討している方への参考データ
体外受精に関するデータ
採卵で得られる胚の数が、ハリ治療を始めた後で増えた

「ハリ治療を始める前の採卵」と「ハリ治療を始めた後の採卵」で胚の数を比べて、ハリ治療の効果を調べました。
2022年12月に新たなデータを加えて再度算出しました。
減少14%
変化なし14%
増加(採卵あたり平均1個未満増)43%
増加(採卵あたり平均1個以上増)29%
「減少・変化なし28%」に対して「増加72%」ですので、増加するケースが大きく上回りました。
鍼灸を検討している方への参考資料
当院で妊活・不妊治療に鍼灸を併用した方々が「どのくらいの年齢か?」「不妊治療はどの段階だったか?」等のデータをまとめました。
鍼灸の利用を検討している方の参考になるかもしれません。どうぞご覧ください。
【鍼灸をはじめた年齢】
当院を受診した方が、妊活・不妊治療に鍼灸を取り入れたときの年齢をまとめました。

29歳以下 5%
30~34歳 39%
35~39歳 32%
40歳以上 24%
年齢が若いほうが妊娠の確率は高いので、鍼灸をはじめる場合も早いほうがいいです。
【鍼灸をはじめたとき、病院で受けていた不妊治療の種類】

タイミング法 10%
人工授精 37%
体外受精 42%
中断、その他 11%
【鍼灸をはじめたとき、病院の不妊治療歴(年数)】

1年未満 43%
1年以上2年未満 36%
2年以上3年未満 9%
3年以上 12%
【鍼灸をはじめてから妊娠したときの年齢】
当院で鍼灸をはじめてから妊娠した方が、妊娠した時点の年齢をまとめました。

30~34歳 37%
35~39歳 36%
40歳以上 27%
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ハリ治療の施術方法は、このページの最後でご説明しています。
男性の場合


男性不妊については、下記の内容をご説明します。
- 鍼灸の対象となる方
- 男性不妊に対する施術目的
- 施術をうけるペースと期間
鍼灸の対象となる方
- 精子濃度、運動率など、精液検査の結果で悪い数値がある
- ED、射精障害などの性機能障害
という方を対象に、鍼灸施術をおこなっています。
男性不妊に対する鍼灸の施術目的
鍼灸には、以下の作用があることが分かっています。
- 【作用1】精子濃度の改善
- 【作用2】精子の運動率の改善
- 【作用3】勃起機能の改善
これら3つの作用を利用して、
男性不妊に対して、下記の目的で施術を行います。
- 精子濃度の改善
- 精子の運動率の改善
- 勃起障害 EDの改善
- 射精障害の改善
ハリを行うツボや刺激方法(通電など)によって、作用が異なります。症状に応じた施術方法を選んで行います。
男性不妊の場合、施術をうけるペースと期間

以下の3つの目的ごとに、頻度と期間をご説明します。
- 精子濃度の改善
- 運動率の改善
- 勃起障害(ED)、射精障害
【精子濃度の改善】における施術の頻度と期間
- ペース:週1回
- 期間:約3ヶ月間~
週に1回のペースで施術を行い、最低3ヶ月間続けます。
「3ヶ月」というのは、精巣で精子を作るサイクルが約80日間だからです。
妊活・不妊治療中は、良い状態を維持するために、週1回の鍼灸を続けていきます。
【運動率の改善】における施術の頻度と期間
鍼の施術で運動率が上がる効果は、施術の数日以内に現れます。
タイミングの前にハリ治療を受けるのが効果的と考えられますが、
普段から運動率が高いほうが、当然妊娠の確率が高くなると考えられるので、
不妊治療中は週1回の鍼灸を続けることをおすすめしています。
【勃起障害・射精障害】における鍼灸の頻度と期間
勃起障害と射精障害に対して行う場合、頻度と期間は下記のとおりです。
- 頻度:週1回
- 期間:2~3ヶ月間
- 1ヶ月ごと専用の質問紙で症状を確認し、施術は2~3ヶ月継続します。
- 良い変化が現れた場合は、効果を維持するために同じペースで施術を続けます。
不妊鍼灸の施術方法|男女まとめて解説
ここでは、ハリ治療の施術方法を紹介します。男女で概ね同じ部位のツボを使うので、男女一緒にご説明します。
施術部位と機器
- ハリの施術部位:足首~太もも、下腹部(女性はヘソの下、男性は鼠径部)、腰~おしりのツボ
- スーパーライザー:偏光近赤外線治療器。首の自律神経の通り道、下腹部の動脈の通り道に近赤外線を照射。
- その他:ハリ通電、電子温灸を併用


スーパーライザー
手順
- 仰向けで、足・腹部等のツボへハリをさす
ハリ通電の治療機器をスタート - 約10分間そのまま待つ
- 通電等の機器を止めて、ハリを取る
- うつ伏せに姿勢を変えて、背中から腰・おしりのツボにハリを刺す
通電等の機器をスタート - 約10分間そのまま待つ
- 通電等を終えてハリを取って施術終了
施術にかかる時間は60分~70分です。
腰痛など他の部位を一緒に施術すると、少し長くかかることもあります。
※他の症状を一緒に施術した場合、ハリを追加するだけであれば追加料金はありません。
予診票
下記の予診票は、女性の不妊症と男性不妊の場合に、初診で書いていただくものです。
印刷・記入の上、初診のときに持参されれば少し手間が省けます。