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消化器系の不具合、更年期の症状の鍼灸治療

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消化器系の不具合に対する鍼灸(しんきゅう)治療

胃腸の不具合で食欲がない女性

胃の痛み、吐き気、胃もたれ、食欲不振、下痢、便秘などの症状は、ハリ治療で改善が期待できます。

これらの症状でハリを利用される方は、病院にある程度通院し、思ったように良くならなくて、ハリ治療を試してみるというケースが殆んどです。これからハリ治療を利用する方も、まず病院の受診をおすすめします。

病院で処方される薬とハリ治療では、効く仕組みが全く違います。「病院であまり良くならなかった不具合が、ハリ治療で良くなった」ということがよくあります。
診断名では「過敏性腸症候群」や「機能性ディスペプシア」という病名の方がハリ治療を受けて、良くなっています。

※急性の下痢は、感染症が疑われるのでハリの対象外です。
※便排出障害というタイプの便秘には、ハリは効きません。(便意があるのに、トイレで排便しようとしても便が出てこない状態です。)

消化器系の不具合に、ハリ治療が効くのはなぜ?

ハリの刺激は、交感神経と副交感神経を介して、胃腸の動きや消化液の分泌を変化させることがわかっています。

消化機能が低下している場合は、足のツボにハリをすると、消化機能が活発になります。消化運動が活発になったり、消化液の分泌が多くなったりします。

消化機能が強すぎる場合(胃もたれなどで多い)は、お腹のツボにハリをすると、消化機能が抑えられます。消化運動が小さくなったり、消化液の分泌が少なくなったりします。

ハリの刺激による体の反応を上手に引き出すことで、消化器系の不具合を改善します。

消化器系の不具合に、ハリ治療はどう治療する?

消化器系のツボ

消化器系のハリ治療では、主に足・お腹・背中の3か所のツボが使われます。

便秘は仙骨(腰の下部)のツボも使います。

消化器系の不具合は、ハリ治療で何回くらいかかる?

消化器系の症状では、週1回で鍼灸治療を行う場合が多いです。

胃の不具合の場合(胃痛、胃もたれ、吐き気、食欲低下など)

週1回のペースでハリ治療を行うと、1~2ヶ月間で症状が半減以下まで改善する方が多いです。その後は調子に合わせてメンテナンス(月1~2回)をおすすめしています。

下痢の場合

胃の不具合と同じような経過で良くなる方が多いです。週1回で行うと1~2ヶ月間で半減以下まで改善し、その後は調子に合わせて月1~2回のメンテナンスがおすすめです。

便秘の場合

便秘は「効くツボの組み合わせ」が一人ひとり異なるので、効く組み合わせにたどり着くまでに、3回~4回かかります。効くツボが分かると、1週間に1回→2週間に1回→4週間に1回と間を空けて、よい状態を維持できていれば終了です。

消化器系の不調でハリを受ける場合、いつ・どんなタイミングが良いですか?

  1. 胃腸の不具合で病院へ通院しているが、なかなか良くならない
  2. 暑くて冷たいものばかり摂っていたら、食欲がない
  3. ストレスの後、胃腸の調子が良くない
  4. 便秘が続いている

①胃腸の不具合で病院へ通院しているが、なかなか良くならない
胃の痛みや、吐き気、食欲不振、胃もたれなどの症状でハリ治療を利用する方は、ほとんど病院も通院中です。ハリ治療は薬とは働きが異なるので、ハリを始めて良くなる方も多いです。

②暑くて冷たいものばかり摂っていたら、食欲がない
冷たいものばかり摂取して食欲が低下する方は多いです。ハリ治療1~2回で良くなるので、おすすめです。

③ストレスの後、胃腸の調子が良くない
ストレスの後の胃腸の不具合は、不調が出て間もない場合は、ハリ治療がすぐに効きます。ストレスで長期間調子が悪い方は、ある程度回数・期間を要するでしょうし、病院も通院したほうが良いです。

④便秘が続いている
便秘の方は週1回である程度続けられるときに、始めるのが良いでしょう。

消化器系の不具合に対する当院のおすすめメニュー

初回:初診80分(6300円)

消化器系の不具合の初回おすすめメニュー
  • 初回用の症状改善向けのメニューです
  • 施術手順:問診→診察→仰向け施術→うつ伏せ施術→残った症状へ追加施術
  • ハリの効果を高める通電やお灸を利用できます。消化器系の不具合には、ハリ通電を行いつつ、お灸も併用することが多いです。

2回目以降(継続・再診):ハリ65分(5300円)

  • 2回目以降用の症状改善向けメニューです。
  • 施術内容はほとんど初診80と同じです。問診と診察に時間がかからない分、少し短時間です。

メンテナンス:ハリ50分(4200円)

  • メンテナンスや軽い症状向けのメニューです。
  • 施術手順:仰向け施術→うつ伏せ施術
  • 通電は利用できません。お灸は有料オプションで利用できます(1か所50円)。

ここまでの内容は納得できましたか?納得できた方は「ネット予約する」から、予約して当院の施術を受けてみて下さい。
まだ分からないことがある方は、下記ページも参考にしてみて下さい。

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更年期の症状に対する鍼灸治療

更年期の症状で悩む女性

更年期の症状には、ホットフラッシュ(のぼせ)、肩こり、冷えのほか、多岐にわたる様々な症状があります。
当院では、患者さんの症状に合わせて、ハリ治療を行っています。

更年期の症状に、ハリ治療が効くのはなぜ?

CGRP

ハリ治療は、CGRPという血管拡張物質を体内で増やします。CGRPが増えてホットフラッシュの反応が穏やかになると考えられています。

また、更年期には肩こり、冷えなど多岐にわたる症状がありますが、ハリ治療も様々な作用を持っていることから、更年期の様々な不具合に対応できます。

更年期の症状に、ハリ治療はどう治療する?

更年期の症状では、東洋医学では瘀血というタイプの体調不良のことが多く、瘀血改善に効果的なツボを良く使います。

また、患者さんごとに様々な症状があるので、それぞれの状態に合わせた施術を行います。

更年期の症状のツボ

更年期の症状は、ハリ治療で何回くらいかかる?

当院でスムーズに改善する方の場合、週1回~2週に1回のペースで施術して、計3~4回で気にならない程度まで改善、その後しばらく良い調子をキープできています。

一旦よい状態に改善したら、その後は「調子が悪い時にメンテナンス」という受け方がおすすめです。

更年期の症状に対する当院のおすすめメニュー

初回:初診80分(6300円)

更年期の症状の初回おすすめメニュー
  • 初回用の症状改善向けメニュー
  • 施術手順:問診→診察→仰向け施術→うつ伏せ施術→残った症状へ追加施術
  • ハリの効果を高める通電とお灸を利用できます。ハリ通電を行うことが多いです。
  • 残った症状へ追加施術:残り時間に応じて行います。

2回目以降(継続):ハリ65分(5300円)

  • 2回目以降用の症状改善向けメニュー
  • 施術内容は、初診80とほぼ同じです。問診と診察に時間がかからないので、初診80より少し短めです。

メンテナンス:ハリ50分(4200円)

  • メンテナンスや軽い症状向けメニュー
  • 施術手順:仰向け施術→うつ伏せ施術
  • 通電は利用できません。お灸は有料オプションで利用できます(1か所50円)

ここまでの内容は納得できましたか?納得できた方は「ネット予約する」から、予約して当院の施術を受けてみて下さい。
まだ分からないことがある方は、下記ページも参考にしてみて下さい。

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