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セルフケア

椅子で肩こり予防①|大胸筋ストレッチ

椅子で肩こり改善 猫背に効く大胸筋ストレッチ
imaizumi

はりきゅう今泉治療院チャンネルです。今週のテーマは「椅子の上で肩こり改善」というテーマなんですけど、今、大胸筋のストレッチをやっているところです。

大胸筋は胸の筋肉で肩ではないですよね。だけど、肩こりに非常に強く関係しています。ここはすごく重要な筋肉です。

右側の大胸筋のストレッチです。

机を右側にして椅子に座ってください。腕を下に垂らして、腕が机のヘリに触れるかどうかぐらいの近さです。肩甲骨のここの突起を見つけます。この骨の後ろ側を下から上にたどっていって、引っかかる出っ張った骨を見つけてください。その出っ張りの一番外側、そこを見つけたら、中指をそこの突起において、隣に薬指を置いて、わきに人差し、指小指を置いてください。前腕を机のヘリのラインに合わせて置きます。

お辞儀をして、左肘を左膝のお皿の手前に置きます。この上腕は概ねこの机のラインと直角にします。中指と薬指で肩関節を後ろの方から軽く押して。肩をたわませるように、10回です。1、2、3、4、5、6、7、8、9、10。

ここを腕の上腕、こちらを体、真ん中がちょうど肩関節だとすると、今指で押したことで、肩関節が下の方にたわむようなイメージです。ただ、このたわみはせいぜい1cmぐらいの深さ、ごくごく小さなものです。あくまで指で押す程度で、腕で力を下に加えないようにしてください。

じゃあ今度は10秒間押したままキープです。骨の突起を上から下方向に指で押して、そのまま10秒間です。はい。

で、反対側、左の大胸筋のストレッチを行ないます。

机を左側にしていすに腰掛けます。机との距離は、腕が机のヘリに当たるか触るかどうかぐらいの近さです。肩甲骨の後ろ側にある突起を確認します。二の腕、上腕の骨の後ろ側を下から上に辿っていって、引っかかる出っ張った骨を見つけてください。その出っ張った骨の一番外側に、中指を置いて、隣に薬指を添えて、その両脇に小指人差し指を添えて置いてください。

前腕を机のヘリに合わせておいて、お辞儀をしてきます。右肘を右ひざの皿の手前において、この時、この上腕が机のラインとちょうど直角ぐらいです。中指と薬指で肩関節を後方後ろから軽く押して、10回押してください。1、2、3、4、5、6、7、8、9、10。次は押して10秒間キープです。はい、戻していいです。

肩関節後ろから押すのは、肩でこういう軽くたわみを作るようなイメージで、ごくごく軽く小さくです。あくまで指で押す程度で、肩の沈む深さは1cm以内です。腕で強く引っ張って押さないようにしてください。

大胸筋は首コリの改善ストレッチのショート動画でも取り扱った筋肉でした。大胸筋は上半身の不具合に関係することが非常に多い筋肉です。大胸筋の作用は、外に開いた腕を内側へたたむ動きを行います。

大胸筋がこって固まってしまうと猫背になります。反対に、最初は固くなかった大胸筋が、猫背姿勢を続けたまましばらく長い期間いると、大胸筋が凝って固まってしまいます。それで大胸筋と肩こりの関係なんですけど、ええ、大胸筋自体がその大胸筋が固いことで、「大胸筋がこってるなあ」っていう風に感じる事は少ないです。

大胸筋はこって縮むと肩が前に出るので、周りのいろんな筋肉が引っ張られたりして、周囲の筋肉のコリを感じやすくなります。また肩こりの人で多い「肩の上がりにくさ」これの原因が「大胸筋が固いこと」である場合が多いです。

大胸筋が硬いと肩が上までしっかり上がらない。これは肩こりでよくあるパターンです。大胸筋が柔らかくなると、肩があがりやすくなって肩こりも改善します。大胸筋は肩こりに非常に重要な筋肉です。 

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